俺らが船出す意義

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みんな違うから面白い

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ぼくらは20代〜30代を中心に船を出している。

年に三回一度に1000人を乗せて、それぞれの夢を乗せて100日間地球を巡る。

中でも同僚の仲間はそれぞれのバックグラウンドはもとより、一人ひとり違う感覚、方向、目的からそれぞれの意義が垣間見える。これはどこの職場でもコミュニティでも一緒かも知れないが、その違いがまず面白い。

例えば、これまで独りぼっちだったけどようやく仲間を見つける喜びを感じ、人を繋げられるようになった人。セカイの現状を知り、他人事から自分事の社会を目指して学び続ける人。これまで絶望の中で生きてきたが「自分を変えたい」とあらゆるものにチャレンジし、未来への希望をつかみ取れた人。それらの思いは、数々のドラマときっかけにより、連鎖し人を紡いでいく。これは色んな人が乗る船だからこその多様性を磨ける大きな要素には違いない。

共通していることはみんなで創る船を出すこと

けど実際金にはならないし、労働時間もやりたいことだけあって底なしだ。

それでもここにいる仲間達は船を出す。なぜか。

僕のように観光や旅に興味のない人もいれば、国際問題や政治に興味のない人もいて、頑なにLGBTや在日問題などのマイノリティを応援する仲間もいる。イデオロギーも違えば目指すところも違う。だから年間三回、地球一周の船を出しても日に100前後の企画を回せる。

そんな中、唯一僕らが一緒なのは、この船を仲間と共に出し続けるという所だけなのかも知れない。

一流大学出た人、暴走族上がりの人、他の夢があった人、引きこもってた人、退屈な毎日の繰り返しから抜け出して自分を見つけられた人、何もかも諦め掛けたけど何かを見つけて人生観が変わった人。

それらはこんな生きづらい国だからこそ自分自身が船に救われ、世界を広く深く見て感じることに意義を見いだし、それぞれの大事にしてることを企画として、チームとして、語りとして人々に伝え繋げる活動、いや生き方を選んでいる。だから毎日喜怒哀楽、起承転結のドラマが生まれるのだろう。

人は必要と思ったり、必要とされると、得意不得意関係なく、考えても見なかったエナジーが出るもんだね。

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安定なんてクソ喰らえ。そんなもんがどこの時代や世界に有るというのか。人生は単純じゃない。だからみんな必死で毎日何かを探し、大事にして、今日を生きる。1人で生きている人間なんていないと気付かされたのもまたここだ。それ以来、自分の体や命を粗末にする人には必ず伝える一言がある。

「おめー1人の命だと勘違いするなよ?」

「その命は今まで○○と出会ってきた全ての人のもんだ」

どんなにお金がもらえる仕事でも、それにやり甲斐を持てなくて辞めてしまえばまたそれも空しいだけで何も残らない。僕らには人の人生やもしかしたらその世界だって変えられるだけのソレがある。

違いを認めるから毎日鍛えられる

だから毎日が面白いなんて簡単にはいかない。それ以上に大変な容量が必要とされる。

時には残念すぎて可哀想な人にも会う。「そんなんで生きてて楽しいんだろうか」という対応をする人に傷つけられる仲間。何度言っても動こうとしない人に伝え方を考える人。人は悩んでこそ、生きている実感を得られる。越えられなさそうな壁を目の前に見つけ、そこで立ち向かってはじめてドラマになる。

悩んで当然。だって僕らは常識外のものを選んで生きている。それはある時期に常識に殺されそうになったから。けどだから今生き甲斐を持って生きていられる。それでも色んな人や出来事があってまた躓く。けど、幸せ。少なくとも僕の周りにいる奴らはそうやって生きている。そうじゃない奴は潰れる。そういうのはもう見たくない。だから自分事のように世界を想えるようになれたことを誇りに思う。

そうやって結果「出合いが人生を豊かにしてくれる」のは、そこに想像もしなかった色んな立場の人間による「知らないこと」が沢山詰まってるからなんだろう。

だから僕らは船を出す

世の中知らないまんまじゃ悔しいから。歴史に名が残らない英雄なんていっぱいいる。

それすら知らずにこの世界を僕らは見切れるんだろうか。そんなカッコいい大人はまだまだ沢山いるのに。だから陸でも海でも様々なきっかけをばらまく。それを創るためなら金もいらない。けど欲しい。けどそれは二の次三の次。色んなやり方もあるから今まさにそれも模索中。

そんな想いを胸に、陸でも船でも、今日も世界と人の夢を語り続けたいのだ。こんな何でも有りの時代自由な国(実際はその自由すらないようにも想われがちだがそれは井の中の蛙)に生まれさせてもらった以上な。

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