京都の若者の底力「GREAT LUCK FEST 08」

関西に越してきて早3ヶ月。今回ほどこっち来て良かったと思う日はなかった。

もともと昨年共に船に乗っていたフォトジャーナリストの佐藤慧くんに繋いでもらい、今回出展・トークさせていただいたグレートラックフェスとの巡り合わせのご縁。

「健兄ぃ!京都にすげー面白い奴らがいるから是非繋げさせてくださいよ」。慧が言っていたとおり、互いに求めていた何かをすぐさまキャッチできた京都西院BASE(主催者TAKAくんのお店)での夜。京都といえばいつもお世話になっている世界的パフォーマーのちゃんへん.や、最近ここで知り合った面白い若者たちとの時間は船内を彷彿とさせるほどの熱さを感じさせた。もともとここに集まった大人たちには共通点があった。

人はセカイをもっと面白く出来る可能性を持っている。

そんな事を再確認できた京都南丹市の山奥での灼熱と極寒の二日間。これはしっかりとここに刻んでおきたいと思ったので、今回は少々報告させていただきたい。

スタディオアフターモードとパレスチナアマルの皆様とカフィーヤショット@グレフェスダイアログフォレスト

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継続は力なり

グレフェス主催者GREEN WORLD圧巻のライブ

今年で6年目になるというこのフェス。ハッキリ言って今まで主宰バンドのGREEN WORLD含めて聴いたこともなかった。だが、過去出演者には僕らも船でお世話になっていたFUNKISTさんやRikkieGさんなども出演しているほどの規模だから驚きだ。ロックバンドおかんは解散してしまったらしいが、どこの会社もスポンサーも入れずに、若者たちがやりたい方ダイヤって赤字をかぶりながらも出し続けているという話を聴いて、決して人ごととは思えない(俺らの船も全くそうだったから)ほどの共感をした。しかもまだまだ今までの赤字は消えないらしのだから更に共感とリスペクトをさせられる。それでも彼らの周りにはボランティアが集まる。それだけのニーズがこの時代にしっかりと確かにあるからだ。

なぜかいつもわざわざこの梅雨の時期を選び、成功するようにこれまでの反省を活かすわけではなく、より面白くするためにチャレンジを繰り返すグレフェスが起こした快晴やクラウドファンディングの奇跡。

よくこんなイベント素人だけで出来ると思いきや、それならそれなりのおもしろさがあるから成り立つのだろうと思い知らされたイベントだった。そもそもここまで大きくなり続ける変態の集まり「グレフェス」とは一体何なのか。

グレフェス20180616。俺何処だ?

グレフェスとは

グレートラックとは、「良きご縁を」という意味のなのもと、様々なきっかけを一同にかき集める意味があるという。

https://www.facebook.com/Great.Luck.FES/videos/1048946938596077/

夜中まで行われるバンドライブや飲食ブースだけではなく、何か社会のために行動を起こしている個人や団体の出展ブースや、完全に面白いことだけを求めた自分たちが店を出せる空間まであるのだ。

https://www.facebook.com/Great.Luck.FES/

そんな梅雨の二日間、テントやロッジに泊まる施設はあるものの、いろんな人が集まってくるからなかなか寝られない。それでも僕の仲間は寝る気できてないので、4時頃人気のいなくなった満天の星空の元で「フェスなのにしぇべーなあ」と文句を言っていた(笑)

今回僕らの団体もトートセッションだけではなく出展もさせてもらい、様々なブースの素敵な方々とのご縁を頂いた。

我がブース。カンボジア×パレスチナのフェアトレード。

様々な大人の集まりと縁が結びついた今回の出会い

愛すべき兄弟分慧と俺。ワンピースイラストレーターのぽにおさん作。

「誰も死んだりしないように」よき兄弟分でありフォトジャーナリスト:佐藤慧との対談

これまで叶わなかったらしい天気に恵まれすぎて昼は灼熱、夜は極寒のキャンプを強いられた二日間。ソグネフィヨルドを彷彿とさせる綺麗な山とダムの田舎道を京都駅から1時間ほど走らせた先に待っていた抜群のロケーションでのフェス会場。開催日数日前から泊まり込みで準備を進めてくれていたというスタッフの方々は飲み過ぎや寝不足でのっけからくたくた状態。

そんな中集まった出展ブースは自他共に認めるほど変態の集まりだった。

ただただ自分らのシャツにキスマークをつけさせて持ってきた素敵な絵をそっちのけにしてる人らのブース、アフリカのジャングルで船を造って国際協力・交流を深める団体、タダでお茶や食べ物が出てくるメインの下駄(日本文化をクロアチアでしっかり広めるための活動)がまだ完成していないヘナタトゥー屋さん(うちの過去乗船者)、特に出展もしてないのに自身のアフリカでの危ない体験をきっかけにコンドームを普及する(おみくじとして様々なゴムを包装して売る)活動を始めた女の子、たまたま近所にあったNPOにかけこみ社会活動を思いつきで始めるバンギャルが代表を務める団体やただただ水掛祭りをする団体などなど。

超盛り上がっていたREDステージのかちゃーしー(過去乗船者ゆきの!)

そんな中でも一転、アラファトにもあったことがあるという滋賀のパレスチナ団体や、食から難民支援を行うために各国のレトルトカレーを販売する学生団体、発達障害の子が描いた絵の展示をする団体などもしっかりちゃんとある。

これらが、メインのライブステージ・とにかく面白いことを繰り返すコミュニティエリア・ぼくらがいた国際協力や旅の出展エリアという三つのエリアでそれぞれステージも構成されていて、そこで何度かトークセッションをやらせてもらった。

佐藤慧とのセカイ談義。パレスチナをはじめ現代社会を語る。

夜になってもフェスは終わらず「夜フェス」へと繋がる。10代の頃からうちの洋上ゲストとして毎回盛り上げてくれている世界的パフォーマーによるトークや、天才ギタリストのクラシックライブは裏の爆音ライブの中でも満天の星空にこだまする。そして慧の友人でも有るアーティストは、死んだ仲間のために唄っていることを深夜のライブで空かし、涙ながらに慧とエンドレスでクロストークをかます。大事な歌や覚悟の一つひとつが、残り少なくなってきたダイヤログフォレストで深く浸透していく。もはや最後には演者と主催側しかいなくなる極寒の夜の元、本当に夜しかできない時間を共有した。

ちゃんへん.のライフストーリー「挑戦人!」トークは夜中にスタート!

寒すぎて駆け寄ったキャンプファイヤーではところどことろで若者たちは語り合う。中にはワンピースの裏設定で盛り上がる人らも何組か見かけた。

初めてあった人と、もしくは普段話さなかったことを大事な人らと、そして今日感じた新たな発見なんかを火を見つめて語り合う。

みんな本当にこういう時間を欲していたのだ。

極寒の山奥での深夜。マジで凍死しそうなほどの軽装備だったのでキャンプファイヤーに助けられる。

夜中に出くわしたアフリカ生活経験者の女の子からのゴムくじを三回も引かされる笑

新たな可能性と連鎖反応

ちょうどこの日、はたちの誕生日だったボランティアスタッフの女の子がいる。彼女はこれに参加したくて「未成年はボランティアとして参加できない」という僕らの決まりと向き合ってくれた。団体や組織に勤めるものとして、この未成年問題はいつも僕らを悩ませる終わらない葛藤の連続。

二日目ラストには主催者の一角であるアフターモードさんからケーキまで頂いてみんなに祝ってもらえた。ものすごいはたちの皮切りに、帰りの電車ではみんなからのバースデーメッセージに涙していた。そんなメールすらまともに見ないほどがんばってくれた彼女らにも感謝しかない。

20歳の誕生日を迎えた元未成年ボラスタ。彼女も船賃全額割引を達成した。

今回また再確認したが、主宰のTAKAくんは勿論のこと、こんな空間が創れる慧をはじめ大ちゃんらは本当にかっこいい。常に飲み続けていたのにしっかりと僕らをケアしてくれた。これぞROCKと出会いの真骨頂だ。

セカイの最前線で物事を吸収し、日常の中の可能性を探り、僕らと繋げてくれる命とセカイの知恵という化学反応。それらは明日の僕らの人生をようやく豊かにできるように導いてくれる。

反省点も各自有るだろうが、これらも含めてまた更に多くの人々を巻き込んで、より響くものを共に創っていきたいと思えた二日間だった。

良き縁の連鎖が続いた二日間もこれで幕を閉じた。バースデカードはお隣アクセスさんから。

昨日話したり無かった人や新たに出会えた人。二日目もこうしてあっという間にすぎた。

今回ここで得たご縁は、連鎖反応としてこれからようやくこれからの毎日に繋がっていく。

いつ何処で何をやっていても、僕らはきりがないほど知らないことで引き寄せ合う。こんなに面白いことをやっている人らがいるセカイならもっと本当に諦め掛けていた事すら出来る可能性も出てくる。それでもまだこんなに素敵な知らない人たちがいた。だったらもっと繋げなくてはもったいない。それがもしかしたらどこかでだれかと繋がる事が出来るリファー先になる。

こんな引き出しやコラボの予感まで携えて、僕らは関西で新たな企みを企てられる次の楽しみが出来た。来年ももっと面白くするために、そしてまた違うところでも新しいことが出来るように、また今日からもよろしくお願いします。

本当に企画者の皆様をはじめあの空間に来てくれたみなさん、お疲れ様でした!!またの再会を楽しみにしてます。

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