だから歌を唄いたくなる

僕はよく仲良くなりたい人に聴くことがある。

「あなたのストレス解消はなんですか?」

その人によってリセットの方法や発散できること、きもちいことは変わってくる。それをしてるかどうかで日常の疲れや体調、気分までをも凌駕することが出来る。

お酒、瞑想、スポーツ、睡眠、テレビ、トレーニング、SEX、クラブ、ボーリング、何らかの趣味。

僕にとっては仲間やソウルメイトたちと行くカラオケがまさにそれだ。

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互いを知ることが出来るのが選曲

関西に来てからめっきりなかなかいけなくなったのもまたこれ。だからしょっちゅう困る。勿論たまにいってくれる人くらいはちらほら出来たが、東京にいたときはまずこれに困ったことはなく、多いときは毎週行っていた。

魂の籠もったウタには説明できない力がある。

だから10代の時の自分は本気でプロミュージシャンになりたくて、音楽専門学校にも通っていた。ウタは世界を変えられると想っていた。けどその限界にも気付いた。ウタだけでは駄目だ他の人の人生も知らなくてはと。そして海に出た。

カラオケのいいところが、その人の知らない一面を見られるところ。

こういう曲好きなんだは勿論、その人の考え方や今感じていること、大事にしているものまで無意識にも入っている人もいれば、あえて自分にシンパシーを与えた曲を披露してくれる人もいる。うまいへたではない。どれだけ自分を出せるか、出したいかで選曲も変わるだろう。

僕が音楽で一番大事にしたいのがその日の気分や感情をのせることのできる詩だ。だからこそ、お互いを知りたければカラオケにいくのがベストだと思っている。

人の歌を聴いて幅が広がる価値観

結局、地デジになってからテレビも見なくなった僕の生活の中で、新しい音楽を知れる一番の機会が仲間と行くカラオケなのだ。そこでは沢山の名曲と出逢わせてもらった。帰ってからダウンロードしたり、より気に入ったらGEOにかりにいくし、実際購入せずにはいられないものもある。その感覚は10代の頃、バイパス沿いのTSUTAYAには何時間でもいられたくらいワクワクするもので、まさに宝探しのような感覚だった。あの曲を弾けるようになりたい。歌えるようになりたいって。バンドをやっていた頃はヴィジュアル系の音楽しか聴かなかった自分が、音楽専門学校に行って洋楽の名曲の数々に出逢う。そして今風の奴らとも仲間になり、カラオケで更に広い音楽に出逢った。そして社会に出てからも仲間とのカラオケは新たな音楽に出逢えるだけでなく、より深くその人を知ることの出来る空間になった。

そこである共通点をみつけた。自分のこだわりや芯がしっかりしている人は、余り周りに合わせてメジャーな詩は選ばず、自分の人生において大事な曲や今向かっていきたい方向性の歌を選ぶ。そういう曲はヒットチャートやラジオではなかなか出くわすことが出来ないから、本当に好きな人による知られざる名曲と巡り会える。そして気になってそのアーティストや曲が出来た背景を調べるとそれなりのドラマがあったりするものだ。

これらはそんな波瀾万丈な人生を送ってきた人を虜にし、支えては、無くてはならないテーマソングになる。そうやって覚えた名曲たちと共に、新たなチャレンジの曲もひっさげて見せ合いっこが出来る場所なのだ。

最近ハマっているのはホルモンとBISH

この二つもまさに仲間が歌っていたカラオケで知ることが出来た元々知らなかったアーティストたち。それが今では自分の好きだったもの(そもそも僕の好きなのがXとかだからなかなか歌えもしない)以上になってるから実に面白い。

ホルモンは5年前の船上カラオケで弟分が歌っていたのを聴き、その見なければわからない歌詞に驚愕した。洋楽かと思いきや全部日本語で組み立てられた複雑怪奇な歌詞や曲調。メンへラーにも指示されるというのが頷ける深い曲が多いがそれ以上に下らない曲の方が目立つのでうまい伝え方だなと脱帽する。

そして大事な人を無くしたときに仲間が歌ってくれて知ったBISH。アイドルのジャンルにするには収まりきれないクラシカルロックチューンの中で、キャラ立ちした六人のガールズが繰り広げる世界は圧巻。特にアイナジエンドの魂まで響く歌声と表現力が煌めく振り付けと、アユニDの猟奇的でクレイジーな振る舞いはゴリゴリのROCKを感じさせてくれる。ホルモンもそうだが、ラブソングより生き方を問われる歌が多いため、その深さにも感銘を受ける。

そしてこれらの音楽は必然としての巡り合わせにより、今の自分の中でこだまする。

知らなければ、そもそも口ずさむことのない隠れた名曲たちとの出会い方

人生に偶然はない。どれだけ古かったり新しかったりしても、自分にちょうどいいものへの出会いはいつだって溢れている。もしくは自分がそこまでに達することが出来ればようやく見つけられるものなのかも知れない。

大事な誰かが自分のために歌ってくれる曲の中で、何が響くか分からないけど、もしそんなかんじのジャストな選曲を誰かが入れてくれたらそこではじめて釘付けになるような。もしくは何度か聴いているうちに気付く曲もあれば、自分が歌って初めて見える歌詞の意味もある。

なにより思いっきり自分の今を発散できる。ということで、引き続き関西でのカラオケ友達募集中。そんな風に想わせてくれる曲たちに会いに行こう。

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