講演後に目の前に来てくれた女子高生の問い

久々のライブ。夢の対バン

先日、大阪のとある学園で「セカイの開き方~海に出て見えた自分」と題し、300人ホールで進学コースの高校二年生を対象に2回講演をさせていただいた。

「17歳の頃の自分は人生の中で一番死にたい時期でした」からはじめ、「全ては自分が選んでいることだから俺の話が面白くなかったら寝てもいいよ」と伝え、始めた講演会では何人かの生徒さんに寝られてしまった。苦笑

一回目の講演を終えた後、ぞろぞろと帰って行く17歳の背中を眺め、やっぱこういうと頃で話すのは難しいなぁと思いながら控え室に戻ると、「ちょっと聴きたいこと有るんですけどいいですか?」と二人の女子高生が入ってきた。

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「私やりたいことがないんですけど、大丈夫ですか?」

目に涙をためながらマスクを付けたショートカットの女の子は僕にそう尋ねてきた。

寄り添ってきた女の子と一緒に椅子に座ってもらい、神妙な面持ちの彼女に対して僕は笑顔で答えた。「そんなもんちゃう?」

今考えてもそうだが、世の中にやらなければならないと言うことはないと思う。そして集団主義の日本の学校では縛りも多く、自分の意見もなかなか素直に言い出すことさえ難しい。そして何より周りの風潮や空気を読みながら生きなければならないという同調圧力の元、本当の自分が見えなくなり、なぜ自分が存在しているのかすら気になっては危うくなってしまう。それでも周りがいくらやりたいことや進路が決まっていたとしても、実際自分だけ取り残されると言うこと無い。そう見えているだけで、他の人らも消去法で決めざるを得ない人や、その学校と自宅、もしくはバイト先の往復という狭い選択肢の中から物事を選んで行かなくてはならない。だとしたら、そこで行き詰まる必要なんて全くない。

むしろあれだけいた人数の中から唯一勇気を持って僕の所まで自分の声を持ってきてくれたその子はどびきり素敵に見えた。もちろんその横に付き添ってくれたお仲間も。

そんな話しをしていたら追加質問もなく、腫れた顔でお礼を言って二人は立ち去っていった。

なんだか現代の若者を象徴するような出会いだった。

今日もどこかで弾ける、人には言えない悩み

たまたま入ったら教え子が働く店だった素敵すぎる世界のコーヒーから。

僕の所に勇気を持って訪ねてきてくれた女の子のように、自分の魅力に気付かない素敵な人はもっともっとこのセカイで埋もれている。

例えばさっきすれ違った仕事できそうなおじさんや、お金持ってそうなブランド美女。普段なら全く関心も沸かないが、それらも話を聴いてみなければわからない壮大なドラマがその人の数だけ散りばめられている。そして今日も眠れないほど闇夜に引き裂かれる不安な面持ちで体を震わせる人もいるだろう。

僕自身、これまで数多くの人たちの実情を聴いてきたが、そもそも「人には言えない悩み」って何だろう。何で周りの人には言えないのか。それはそもそも恥ずかしいからとかではなく、素直になることの機会の現象のように想える。家族や恋人、友達にも言えずに蓋をする感情。

大体の場合お金やコンプレックス、性癖や家族のことだったりするのだが、もっとオープンに自分のことも世界のことも話せる場を創りたくて、企画をつくったり人と会ったりしてる。そしてその都度自分自身も振り返らせてもらっているから、世の中刺激的なほど魅力が溢れている。はずなのだ。本来。

それでも世は新型のウィルスで引っかき回される。「知らない」と言うことをそのままにして可能性の芽を摘んでいくから、その本質がいつもとらえられないでいる。

隠される事実と事実

もはや政府やメディアが出してる統計だってあてに出来ないご時世。真実や答えを求めることがいかにナンセンスなのかすら想える状況。それだけ今メディアリテラシー(情報を読み解く力)がまさに問われているんだと想う。

でなければ冒頭の女の子のように、当たり前に生きてきて不安になる世の中になんてならない。彼女だけじゃない。講演中に会場に聴いた「これからの未来が不安な人ー?」というといには7割くらいの生徒さん方が手を挙げた。それもそうだろう。

そもそもあの時の授業でもなかなかメディアで報道されない「日本の常識はセカイの非常識」例をいくつか挙げただけで反応する。僕らがそうだと思いこんでいたものは、実は何の根拠もなく逆説的に塗り替えられている事実はたくさんあるからだ。

最近東京から飛んできた新人研修でも何度も説明させられることがある。「そもそもこれはなんでこうなのか」という本質を理解したり、考えたりする癖が欠けているのだ。

それでも愛しい隣人に伝え続ける。諦めそうになっても笑

俺らが駄目な大人の例になることだけは死んでも避けたいから。

100回言ってもわからない駄目部下とのハードロックカフェkyoto

気付きを行動にいかせる人

何を学んでも気付いても普段の癖を直さなければそのまま変わらない。逆を言えばそれだけ元鞘の現状を僕らはいつも選んでしまう。

けどそれではあまりにも勿体ない。だって常識は覆されるものだから、いつだって本当はワクワクするもので溢れているはずなのに。

そう。そうやって日々変改していく仲間が近くにいるから何とか今を踏ん張れる。このままじゃ嫌だって想えたら変えていける次がある。最近はお陰様でアウトプットの方が多くなってきてしまったけど、周りの素敵な人たちの縁のおかげでまた刺激をもらってハッとする。やっぱりこういう空間や関係があるからいつでも原点に帰れる。気付きも悩みも、ホンマにお陰様。一生懸命生きてるからこその壁やハグや溜息や握手が映え渡る。このままそうやって広く深く生きさせてもらいますわ。

これからを変わり続ける仲間と共に。

過去ゲスト大集合グレートフルキャラバン20回記念イベントにて。

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