心なき声にコロされた純粋な命

誰かが亡くなってからこんなにFANになったのは灰谷健次郎さんぶりだろうか。全くいい気分になれないが、知れば知るほど魅力的な人であり、この国が抱える問題を改めて業火に変えた。

とにかく最近圧倒的に心動かされた出来事は木村花さんの死だ。

https://matome.naver.jp/topic/1N9mL

これにより業界だけではなく、政界までをも巻き込む賛否両論を繰り広げている。

知人の友人と言うこともあり、最初は何がおきたのか珍しく大嫌いなネット上で調べてみた。

誹謗中傷からの追い込まれ自殺。22歳の天才女子プロレスラーはあまりにも残酷な最後を選んだ。問題となった恋愛リアリティ番組でのシーン、花ちゃんのプロレス試合、ツイート、You tuberや著名人の見解や意見動画。筋を通した話し運び、勇気を持って他人に意見を言う真剣さ、そしてプロとしての試合運びと言動の数々。どれもリアルタイムで見ていたら必ず花ちゃんのFANになっていたであろうものばかりだった。

それと同時に人一倍純粋で真っ直ぐだからこそハマる世間からの血の通ってない罵倒。それが当たり前のように無情に突き刺さっていても、日常はお構いなしに過ぎていく。受け止めきれなかった自分の心をよそに。これらは今の日本の問題を象徴としている悔やみきれないものが多く詰まっている。

そしてこれらは今始まったことではない事というのは言うまでもない。

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誹謗中傷ヘイトについて

改めて今回再確認したが、心がざわつくほど色んな意見がある。

そんな奴らは「容赦なく社会的に抹殺すべきだ」と、どこかのメンタリスト?が言っていたが、それに対して「そんなことは助長するだけで、それはやっていることは変わらない」というのもあれば「どこまでの法整備をするのか」「言論の自由はどこまでがそうなのか」「許せない」「お前が死ね」「悪いこと言わないから消した方がいいですよ」「こういうクズがいるんだな」。

あらゆるコメント欄見ていてもどこか違和感を感じるのは、もはや正義と正義のぶつかり合いの中で起こるいたちごっこになっているところだろう。

そもそも直接関わったこともないし名前も顔も出さない人から、当人を追い込むヘイトコメントやクレームを入れること自体が筋違いだ。

それでも現状いじめや差別や仮想的に対して群がる同調圧力は、この世界から消えたためしがない。特に全体主義の日本。空気を読む文化は世界有数と言うがそんな称号はいらない。むしろそれにより多様性や多文化理解が他国より数段遅れている。

その背景には当事者性を持った教育やメディアや周りの人間関係が崩壊しているから他ならないのだが、どうやったらこれを愛で包めるのか。それは尊敬できる隣人づくりを日々心がけるしかないだろう。「よそはよそ」の他人事ではいつまでたってもその分断を対岸の火事としてしかとらえられずに、無惨な連鎖は終わらない。

けどそういった暴言を吐いて罵った人たちこそ、劣悪な日常を生きているからこその、非リア充なりのひがみなのかも知れない。

やった人らの環境とその後のブーメラン

日々の言動は良いも悪いも確実に自分に返ってくる。常々僕が言っていることだが、「人は鏡という」名の言霊から来る因果応報。

自分のことを棚に上げて他人を潰してまで承認欲求を得ようとする人。その状況こそが問題なのだ。はけ口のありかはそこら中にあるはずで、誰かが抱き締めてあげればいいだけなのに、これがまた難しかったりする。

それもまた日本の文化。そしてその人らの歪んでしまった感情もまた同じ。

愛の使い方をまだ知らないからこそ、他人に刃が向く。昔の自分もそうだった。勝手に世界も人も決めつけて、何より受け取ろうともしないし、世界の滅亡だけを願っていた。何も知らないくせに。今となっては本当に恥ずかしい。

けど、だからこそそれを知ったとき、周りへの反省と感謝しかなかった。親も友達も先輩にも。

償いは受けなければ行けない。けど、生きている人にしかできないそれも大事な経験なのだ。失った人には決して出来ない、だからこそ気付ける大事なモノがたくさんある。むしろそうしないと気付けないことばかりなのかも知れない。人って本当にバカだね。

SNSの使い方

どんな目的があるか知らんが、SNSというものが有れば良くも悪くも使う人によってそれらは勝手に暴走する。歴史的に見てもノーベル賞がある理由と同じく、全てに対して言えるかも知れない。誰が悪いとかではなく、誰得だよ?状態のことが起こること自体が本末転倒なんだ。

このバッドスパイラルを何とかして止めたい。けど力も名声もない自分の無力さに押し潰されそうになる。

そしてこんな僕を救ってくれたのが西郷さんのブログだ。

https://ameblo.jp/funkist7/entry-12599609501.html?fbclid=IwAR1_8vwwqgF0SBmS1l3IlzM0__L7ieDM4hVvq_rqbh80C-V9wUWD-RSTtJI

自分もかなり共感できるところが多かったが、それ以上に西郷さんのスタンスはかなり見習うべきがあると思うのと同時に、さすがのアウトプット能力だ。ライブでも何度もMC聴いて泣きそうになったこと有るけど圧巻である。SNSがある利点はこういう気持ちに出会えることだと再確認させていただいた。ようは使う人によってここまで違うのだ。

そしてここから一気に花ちゃんの言動を調べ始めた。

そして居ても立ってもいることが出来ず、愛を持って最後にテガミを書きたい。

花ちゃんへ

はじめまして、関西で海賊している健と申します。

貴方のことは亡くなってから知りました。もし亡くならなかったらこのままずっと知らなかったのかというと、もう少しで出会えていたような気すらするほどの感覚がしました。

恋愛もテレビも興味のない僕ですが、高校生の時からプロレスが大好きで、夜な夜な「ワールドプロレスリング」を見て育ちました。今から20年前くらいのことだから花ちゃんが生まれてすぐの時くらいですかね。まさに、今の貴方と同じ22歳の時は唯一と言っていいほどテレビで見てたのはプロレスくらいなもんでした。そして僕は24歳で海に出て、今までと全く違う世界や仲間に出会えました。それくらい僕の人生は一変しました。花ちゃんは若いときから世間に注目される方だっただろうからわからないと想いますが、そのせいで相当苦しまれましたね。こちらも相当しんどいです。結局ネット上で見たものだからどこまでがどうとか全くわかりませんが胸がとても苦しかったのです。

この10日間くらい、花ちゃん関連の動画をかなり見させていただきました。貴方が表紙の週間プロレスが出てると気付いた時には発売から一日だけたっていましたが、梅田中の本屋では売り切れ続出。その場で探したアマゾンでも既に3倍くらいの値段になってましたが即購入しました。それくらい、貴方のファンになりました。亡くなったからではありません。むしろ僕は自殺を減らすために船を出しているので、自ら死を選んでしまっては何があれマイナスイメージです。それを差し引いたとしても、僕は貴方のような人間が大好きです。死ななければ愛されない人なんていないと思います。だからあの「消えたら愛してくれますか?」のツイートはいただけない。ファンになったのは貴方の言動そのものでした。周りからどう思われようが筋を通せない人は兎に角許せずつっかかる。それをとことん向き合って相手に伝える。勿論、荒削りなとこはあってもむしろそっちの方が人間らしいし、事実貴方は死ぬほど自分と周りと向き合っていました。そう言う人、大好きなんです。死ぬのは一切賛成できませんが、周りの愛を抱き留められなかったのが敗因だったのかもしれません。

僕はこの前タイバンさせていただいた西郷さんみたいな関係があった訳じゃないですが、知ってさえいたら抱き締めに行っていたと想います。もちろん、そう想うのは僕だけではないでしょう。だからこそそう言う距離にいた人の心境は計り知れないです。花ちゃんは間違いなくそれくらいみんなにとって大きい人です。例え抜群の美貌がなかったり、有名じゃなかったとしてもです。

僕にも、花ちゃんみたいにみんなに愛される弟分がいました。もうすぐあれから十年になります。彼は首こそ吊ってはいたみたいですが、僕は未だに自殺では無かったと想います。また、僕の世界一尊敬するギタリストのhideさんだってそうです。もしかしたら貴方もそうかも知れない。それくらいわからないうちにカラダとココロが離れての事故とでも言うべき自体になってしまった。

どのみち花ちゃんと出会えなくなってしまったのはもの凄く哀しいですが、死んでなくても愛を送ってました。だから、どこにいても絶望しないでください。そのために世界には色んな人がいます。プロレス以外でもそう。世界はそれくらい広くて深い。

いつか貴方の生まれ変わりだろうが、その魂のまんまだろうが、どんなかたちであれ出会える日を楽しみにしています。そして、会いたくなったら目を閉じてその時間だけ会いに行きます。そのとき、少しでも話せたらいいですね。

その命が亡くなったこと以外、僕は花ちゃんを全肯定します。

R.I.P…

海賊:健

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