未来を選び続けた20年後の今

最近この「フィルマークス」のアプリにはまっている。映画チェックする時は是非活用して欲しい。

1996年、僕は16才だった。未来のことなんかちっとも考えられなかった僕は、家からチャリで行けるほぼ男子校に入り、友達もうまく作れないまま学びたくもない勉強に覇気を無くす。僅かに出来た仲間からも裏切られ、人生でもっとも落ちていた歳。あの頃唯一話せたいとこの兄貴と、ドラマビーチボーイズを見て通った祖父の営む海の家は、京都の北端にある丹後半島。そんなときにベースをはじめ、この映画に出会った。

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映画「トレインスポッティング」から見えたもの

簡単に説明するとユアン・マクレガー(スターウォーズ・オビワン・ケノービの若い頃の役)分するスコットランド・エディンバラの26歳若者達によるSEX・DRUG・ROCKnROLLな話。

クソみたいな毎日を過ごし、嫌気がさしていた主人公に、有るチャンスに巡り会う、自分を変えるための映画。「BORN SLIPPY」鳴り響く中、その時の自分の精一杯の選択と価値観をひたすら並べるラストシーンは、これほどワクワクしたエンディングは未だに見たことがない。

頼れない仲間、裏切り、自分革命、やりたいわけではなかった悪いこと、クソみたいな日常から足を洗うこと、自分が選んだもの、気持ちの入り込めない大事なもの、自分探しの旅。

当時キムタクやグレイのJIROが太鼓判を押したことから、いつの日か僕の部屋にもでかでかと貼られたトレインスポッティングのポスター。その時代・時代の社会問題。

そこを目指して生きる日々から、いつの間にかその歳も通り越し、忘れかけてた頃への今回の続編と言うことで、自分の20年も振り返るきっかけになった。

スクリーンを前に、僕らは何を感じさせられるのだろうか。

16→36 20年後の今

未だに毎日「こんなんどうしたらいいんだーと悩むこと」もあれば、「こんなに幸せでいいのか」と言うことの繰り返しの日常。

20年前と今の僕の違いは、後者がついてきたことはとてもでかい。

それでも本当はもっと楽しくいたい・・・。けど、そうもいかないのが現実で、そんなモンの価値をひとつひとつ値踏みしながら選んでいく。

映画も相変わらずなメンバーが相変わらずの未来を選び、ふとしたところで現実を語り、伝え、意外な今や人生を選ぶ。この作品のいいところは何か特別なことがないこと。どこにでも有る破滅のカタチや幸せへの理想を追ってダメになる。そしてこのままじゃダメだと希望をつかみ取っていく生き様がまた何とも言えない。

劇中でも出てくるが、様々な固定概念やSNSにも縛られて、それがいつの間にか無意識に中毒になって、それでもくだらない社会派無情にも動いていく。まるで自分だけ取り残されないように必死ですがりつくように。そんなものを求めていたわけではないのに。じゃあ何を求めていた?何を選んだ?

そんな問いが至る所に散りばめられ、20年たった今なお改めて問われているような気がした。

監督ダニー・ボイルとあの頃の自分から。

貴方なら何を捨てて、何を選ぶ?

結果、おれは自分が選んできたものに一切、後悔なんかしてない。

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