愛しいひとへのテガミ

ニカラグアの若者が集う噴水広場

今日も太陽が目の前を登り、新しい一日がコーヒーの香りと共に始まった。リビングにはハワイイから届いた仲間の絵ハガキが置いてある。裏側にはあのとき僕がいきたがってたお城の写真。時を越えて、テガミは相手に普段とは違う感覚で思いを伝えられる時の産物。

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人の選択を受け止めるということ

昨日の電話がまだ耳に残るなか、いつものように簡単に声をかけられないのは、多分あなたのことを疑ってないからだろう。

そう思わなければ、今すぐに抱き締めにいきたいほど、あなたは勇気をもって僕に今まで閉じ込めていた真意を伝えてくれた命の灯火。

本来あなたが持っていた命の煌めきはもうそこにはなくて、ただただ残酷に時に思いを奪われてしまった今、言葉なんて出てこなくて当然。どうしたらいいかわからない重圧を何度も越えてきたであろう狭い夜の数々。

あなたが決めた寂しい決断の裏には、様々な葛藤とこだわりがあるだろうから、まずそれをしかと受け止めるね。良いも悪いも互いに知ってるからこそそう想えるし、かたちはどうであれ応援したいと思う気持ちは嘘じゃない。だって今までだってずっとそうやって接してきたもんな。

そんなことだろうと先走りあの海の上で書いたテガミの返事を、今でも僕は待っている。

それでも今日も一緒に懸命に生きる

しんどい選択は生きていればいつだってつきもので、間違いなく今よりも自分の高見に連れて行ってくれる特別チケットみたいなもの。それでも時は無常なもので、日常が崩れるほどの環境の変化が伴うこともある。頭ではわかっていても、自分が普段いた場所に対する執着は、いつの間にか動きを鈍らすほどやっかいなものになっていたりもする。

それでも人は、心の赴くままに、何かを捨てて動かなければならないときがくる。

ならばどんな選択をしてそこに行き着いたかまで知らない。そもそも結果よりも相談がほしいところだけど、色んな事情があるんだろう。そううまくはなかなか進まないのが大事な人が増えればふれるほど生じる試練。

それでも共に生きると決めた以上は、どうにか互いによりよく生きていける方法を考える。それでもどうやってもわからない夜もきっとあったに違いない。

ここまで来る途中いったいどれほどの涙をこらえて、その雫を落としてきたんだろうと想像しただけで胸が苦しくなる。

テガミ

いつだって僕らはずっと繋がれていたように感じていたから、少しの失敗でもなんの心配もなくいつも待ち続けられた。そこには年齢の差を感じさせない頼もしさがあったから。

それでも未だあなたは実際20歳を過ぎたばかり。身の丈以上の背伸びなんてする必要がないのに、自ら周りを巻き込んでまでその位置に無理矢理でも立ちたがる。だから足を滑らせる。悔しい気持ちを楽しめるようになるには時間がかかるかもしれないけど、あなたは確かに今一所懸命大事なものを取り戻そうとして生きている。だから応援するだけじゃなくて大事なものも一緒に伝える。

心を丁寧にちぎりながら、それを文字にして自分で書いて、レターボックスに入れた。

テガミは人に自分の心を伝えるだけでなく、自分もその想いを整理して相手に響かせることが出来る。更に素直になればなるほどその強さは増していくから、いつも大事な想いをしっかり伝えたいときは便箋に心を刻み込む。ただただ無心に、それでいて正直にぶっちゃける。

そうやって、今日も誰かが誰かをに想いを伝えて、空には鮮やかな色が入る。それを一緒に眺めていることにも気付かないまま。

だから送った人の顔を見て、こちらがびっくりするほど伝わる。

そんなテガミを出し続けられる存在をこれからも大事にしたいし、これを見ている人にも大事にしてもらえたらうれしい。

今日もどこかで大事な誰かの想いが無事に届きますように

いつの間にか仲間に盗撮されていた太平洋上、同僚の親友との夕日

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