関西新生活開始

京都で出迎えてくれた、たまたまいた妹分一番隊隊長

新しい住まい、未だに迷う通勤路、人生初のICOCA、見慣れない店、どこに行ったらいいかわからない公共施設、遊び相手のいない街、それでも相変わらずの職場だけが安心をくれる転勤先。

今までのことが全く気軽に出来ない未知の環境。目に飛び込んでくるものは、まだまだ全然慣れそうもないめまぐるしくも新しい景色ばかり。

そんな僕の関西が始まった。

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東京であるものは大阪でもある

新しい職場の近くにある同僚お薦めの有名洋食店「Queen」

もう東京も大阪もほぼ変わらないものだと想っていたが、実際そうでもなさそうだ。

まだ全くいろんなところに行ったわけではないからこれからだが、目に映るものすべてが新鮮に見えるのは初めて地球一周の船旅に出たあの頃を思い出す。見たことも食べたこともない食材が並ぶマーケット、どこからどこまでが建物の区切りかわからない駅、待ち合わせらしき場所に集まる変わった格好の若者たち。

それほど物価も習慣も喋り方も違うから改めておもしろい。

それでもいきなり田舎に出てきたわけではないので、日本の二大都市とされる大阪には東京で行われているようなイベントも数多くあるようだ。たとえばシブヤ大学の京都版カラスマ大学。そして東京でもお世話になったトークライブハウス「ロフトプロジェクト」の関西店「ロフトプラスワンウエスト」。席亭の平野さんや朗読詩人のアイコちゃんと契りを交わした手前、こちらもなる早でイベントを打ちたいところだ。まずはそこらでコミュニティーを創っていきたい。

強いて言えばなくて困るのは国会議事堂とハンセン病の療養所くらいだろうか。

それでも改めて大きいと強く想うものは、行きつけの病院でも関西出汁でもなく、遊び慣れた仲間の存在だろう。

東京最後の夜を共にしてくれた妹(左)と生徒(右)@高田馬場ステーション

こいつらはじめ、毎日気軽にあっていた連中とあえないのがしばらくの試練になりそうだ。

環境を変える、自分を変える

もちろん、こっちに来たからにはやりたいことも行きたいところもヤマほどある。

行きたいところで言えば早く年パスを手に入れたいホグワーツは欠かせないが、夜回りのメッカ「大阪・新世界」だろう。かれこれ足を洗って3年になるが、貧困・差別・夜に引き込まれる若者・闇市など、数々の闇の社会問題蠢くここには必ず足を踏み入れなくてはならない。

そして京都。まさにその地で差別をされてきた在日の友人などとこれから西の可能性とリアルな歴史・現状を検証していきたい。そしてここには若者が作り出すおもしろそうなイベントが数多く存在しているみたいなので、これからは実際に訪れてから報告したい。

それにしても僕の住んでいる京都市内の街だが、入居前は非常に悪い評判しか聞かなかった。

「あそこ住むんですか?ちょっと治安悪いですね」「あー、あそこらへんはガラ悪いからなぁ」。

不動産屋さんにも聞いてみた。「まあ確かに治安が悪いとは言われているところですね」と。「それって部落や在日差別とかじゃなくてですか?」と訪ねると「お客さんストレートにいわはりますなぁ。そういうことですわ」。「なら自分全然大丈夫なんで」と即決した。

下見に行ったときも特にそのようなことも感じなかったどころか、住み始めてみてからも多くの若者やサラリーマンが通勤する駅で、大きなデパートもあればお洒落な店も多い。お隣さんも気のよさそうな青年だった。世界中の辺境へ訪れてきたので治安の善し悪しはわかる方だが、いったいこの街のどこにそんな要素があるんだろうか。

歴史や地理にも詳しいフリーライターの師匠にもたまたま上洛する前に出会えたので聞いてみた。昔ここらは京都のお偉いさん方の人糞を集める部落の方々による肥溜め業が行われていたらしい。やっぱりそういうことか。けどそれにしてもそれだけでここまで根付いて離れないものなのだろうか。

それでも現代の日本は未だこうして差別も続く。よくわからないという延長から、仮想的をつくりたがる。ただ知らないだけなのに、偏見や噂で人を追い詰める。

そんな社会はやめよう。これじゃ多様性もくそもない。

全く違う価値観を持っているだろうここでも、知らないなら知ればいい。僕もまさにそんな気分で、新たな毎日を送ろうと想う。未だ家からテープの閉まった段ボール箱がなくなる気配はないが、驚くほど快適な住み心地で早く行きつけを広げて慣れたいものだ。

今宵もまだ見ぬ出会いを遮らず、引き寄せられるように。革命の基本はまず自分から。

ようやく届いた待ち続けていたテガミ。かわいい配達員BEEの子ありがとう


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